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ななちゃんは、菜の花色の
中雛(ひな)です。
春が待ち遠しいよ~。
(廿日市市区/ひろのりまき)

 

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地域を巻き込む物作りで人と人がつながっていく vol.86 プリント メール

造形作家
高橋佳江さん(30歳)

■PROFILE■
広島市生まれ。広島市立大学芸術学部デザイン工芸科卒、同大学院修了。2004年から地域を巻き込んだワークショップや作品展を展開。市内公民館で物作りの講師としても活躍。4月から1年間、海田町とのコラボで靴下人形作り講座を開催

 造形作家である高橋さんの作品作りは、まず材料を持ってきてもらうことから始まります。使い古した靴下、服など。それらを使って人形を作り、展示します。場所は、元理髪店、病院、学校の温室とさまざま。展示が終われば、すべての作品は素材を提供してくれた元の持ち主に返します。

 小さいころから物作りが好きだったという高橋さん。今の作品作りの原点にあるのは、大学院生のときに半年間留学したドイツでの体験だそうです。「靴下で人形を作ってあげたところ、とても喜んでくれました。物作りで言葉を超えたコミュニケーションができたこと、その面白い体験を日本でも実感してみたいと思うようになりました」

 そして、2004年に呉市音戸で街並み全体をアートで演出するイベントに参加。現地に2週間寝泊りして作品を作るうち、地元の人々も関心を持ってかかわってくれるようになり、やがて街全体が活気づいていったそうです。

 やがて高橋さんの作品展を見た人から、次々と企画展への声が掛かるように。アーティストが一方的に作品を作るのでなく、人と人との距離を縮める高橋さんの物作りのスタイルに、学校などからのワークショップの依頼が増えているそうです。「子どもたちとの作品作りでは、反応がダイレクトに伝わってきます。作品ができていくうちに、目がキラキラと輝いていくんですよ。大人になったとき、こんな面白いことをしたと何かのきっかけで思い出してくれたらうれしいです」と高橋さん。最近では、Tシャツでエコバックを作る公民館での講座も好評。さらに幅広い年代の人たちとの交流が生まれたそうです。

 今年4月からは、育った海田町で靴下を使った人形作りの講座を実施。1年後には、ふるさと館(広島県安芸郡海田町畝)で作品展を予定するなど、ますます活躍が期待されます。(リポーター・中本由佳里)

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提供:広島リビング新聞社
(「リビングひろしま」2008年5月10日号掲載)