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大切!パパぢから プリント メール

   子育てに家族や地域のサポートがますます必要とされている中、注目されているのがパパの“子育て力”。あなたのだんなさんは、子育てに関する知識をどれくらい持っていますか。まずは設問に挑戦! おじいちゃん、おばあちゃんなど子どもが身近にいる人も、自分の“子育て力”をチェックしてみて。
(取材協力・資料提供/NPO法人ファザーリング・ジャパン、文/松浦啓子
、イラスト/杉山なづき)
 

出産育児一時金の支給額はいくら?
①20万円 ②32万円 ③35万円
【答え】③ 全額自己負担となる妊娠・出産の費用の一部を賄ってくれるもの。健康保険に加入していれば必ず支給されます。申請が必要ですが、もらい忘れても出産後2年以内であれば請求可能
 
赤ちゃんがひきつけを起こしたときの対処で、間違っているものは?
①危険がないよう周囲の物を片付ける
②舌をかまないように口に布やスプーンなどを入れる
③寝かせ、体温を測る
【答え】② ひきつけで舌をかむことはありません。慌てて口に物を押し込むと窒息やけがの原因にも。注意深く様子を見てから病院で診断を
 
子どもがアイロンや暖房器具などで軽いやけどをした場合の応急処置で、正しくないものは?
①流水で患部を冷やす
②患部に冷却ジェルシートを貼る
③塩分濃度1%程度のぬるい食塩水に患部を漬ける
【答え】② やけどの広がりや水ぶくれの有無など状態をよく確認し、医師の診断を
 
保育所の保育時間は原則として(ア)時間、幼稚園の教育時間は原則として(イ)時間である。ア・イの組み合わせで正しいものは?
①ア:6 イ:8 ②ア:8 イ:4
③ア:9 イ:6
【答え】② 保育所の保育時間は、保護者の労働時間など家庭の状況を考慮して設定されています
 
就学前の子どもを養育している人が取れる「看護休暇」は1年に何日?
①5日 ②7日 ③10日
【答え】① 厚生労働省の「育児・介護休業等に関する規則」により、父親・母親に限らず取得可能。事業主は繁忙などを理由に拒めません。日雇いなど雇用・勤務形態によっては取得できない場合もあります
 
子育ての援助をしてもらいたい人・したい人が会員となって地域で助け合うための会員組織をなんと言う?
①チャイルドサポートコミュニティ
②ファミリーヘルパーシステム
③ファミリーサポートセンター
【答え】③ 子どもの預かりや送迎などを会員同士で助け合います。問い合わせは各自治体へ
 
成長に欠かせない十分な睡眠。眠気を誘い体を休めるホルモンを分泌させるのに良い方法は?
①腹いっぱい食べさせる
②長時間入浴させる
③日中、屋外でよく遊ばせる
【答え】③ 日光を浴びることで、夜にホルモン「メラトニン」が多量に分泌されます。適度な屋外での運動が効果的。夜遅くまで電灯やテレビで部屋が明るいと分泌が減り、睡眠サイクルが乱れる原因にも
 
急増している小学生の不登校。年間何日以上の欠席で「不登校」とみなされる?
①30日 ②40日 ③60日
【答え】① 文部科学省による定義として、病気や経済的な理由によるものを除き、何らかの心理的、情緒的、身体的、社会的要因、背景によって登校しない・したくてもできない状況にあることを言います
 
子どもたちの間に流行することがある「アタマジラミ」。小学校などで発生したときの予防策で、正しいものは?
①つめを短く切っておく
②帰宅後や食前に手洗いを徹底させる
③帽子やタオルなどを共有させない
【答え】③ 生活衛生よりも、頭部の直接的な接触や、髪の毛が触れる帽子などを通した間接的な接触によって感染することがほとんどです
 
保護者の所得状況によって国から支給される児童手当。支給期間は?
①0歳~小学校入学
②小学校在学中
③0歳~小学校卒業
【答え】③ 平成16年から支給年齢の上限が小学6年生に。受給には所得制限などの条件があり、所得状況や子どもの人数・年齢などによって受給額も変わります

安藤さんの子育てアドバイス

     安藤哲也さん
 NPO法人ファザーリング・ジャパン代表。父親の子育て支援、自立支援事業を展開。3児のパパとして子育てをしながら、「パパ力検定」の実施や「日経キッズプラス」「朝日新聞」などでの連載コラム、講演など幅広く活躍中です
できることから始めて、笑顔で子育てを

 イベントで全国を回っていると、笑顔のない子どもをよく見ます。一緒にいる親もやはり笑っていない。疲れているんですね。子育て支援の活動を始めたのは、そんな人たちにもっと子育てを楽しんで笑顔になってほしいと思ったからです。
 仕事で帰宅が遅く、子どもと接する時間が少ないお父さんは、まずお母さんと話をすることから始めるといいですよ。一日の出来事や感じたことを聞くうちに子どもを理解し、お母さんを安心させることもできます。何事も無理をしては続きません。できそうなこと、得意なことから始めてみればいいんです。
 子育ては親にとって学びの場でもあります。時間の使い方やマネージメント力が磨かれ、仕事にもプラスに。「自分のため」「子どもと一緒に成長するチャンス」と楽しんでください。また、“子育て力”は親だけでなく、祖父母や親せき、地域の人…みんなに必要です。協力し合い、笑顔で子育てできる世の中にしていきたいですね。



提供:広島リビング新聞社
(「リビングひろしま」2008年6月14日号掲載)