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ミセスの処世術 “愛されキャラ”診断 プリント メール




 日常生活の中には、あなたの対応力が試されるシーンがいっぱいです。「一般的なマナー」と「相手に合わせた対応」の大きく2つに分けて、マナーにも詳しい常松玲子さんに美しい対処法を教えていただきました。
(文/岡﨑千絵子、イラス ト/銀杏早苗、モデル/越智良江)

常松 玲子さん



 広島国際大学准教授。パッと花が咲いたような明るい笑顔と格式ばらない授業が学生に人気。一般企業、自治体、病院、学校教職員に向け、ビジネスマナー・新入社員教育を実践。「キャリアデザインへの挑戦」(共著/経営書院、2007年9月)など著書も多数。

 


こんなときどうする? 外出編 


case1.デパートのトイレで順番を抜かされた!

1.並んでいますよ、と優しく声を掛ける
2.仕方ないとあきらめる
3.並んでいることを気付いてもらうそぶりを見せる

〉〉〉〉〉美しい対処は1番
 「優しく」伝えることがポイント。もしかして、「並んでいることが分からなかったのかも」と相手の立場に立って考えられる人はすてきですね。


case2.小学生の子供と一緒に満員バスに乗っていて、
1席だけ空きました。あなたはどうする?

1.自分が座る

2.子供を座らせる

3.近くに立っている年配の人に声を掛ける


〉〉〉〉〉美しい対処は3番
 席に座る優先順位は、年配の人、自分、小学生の子供。「弱い立場の人にどう対応するか」を子供に教えるいい機会になります。子供の状況にもよりますが、小学生なら親より元気。先に親が座るべきでしょう。




こんなときどうする? 人付き合い編 


case1.ママ友とのおしゃべり中、人の悪口に同意を求められた

1.相づちを打つ程度にとどめる
2.少し乗らないと悪いから、一緒に悪口を言う
3.「そんなこと言わないほうがいいよ」と注意する

〉〉〉〉〉美しい対処は1番
 悪口はすべて自分に返ってきます。マイナスの言葉でプラスのことは起こりません。今の集団に行き詰まったときは、外に目を向け、自分を試せる新たなフィールドを見つけてもいいのでは。


case2.「今度お茶しましょう」と気軽に言ったけど、
忙しくて3カ月がたった…

1.相手も忙しいかもしれないから、
  会えそうな日が決まってから連絡する

2.「気になっていたけど、まだ会えるめどが立たないの」と
  とりあえず連絡する

3.「最近、こんなことしているの」と、近況報告して忙しさを
  アピールする


〉〉〉〉〉美しい対処は2番
 電話でもメールでもいいから、とりあえず連絡をしておくこと。本当は会いたいけど、会えないことを伝えることが大切です。「連絡しなくても分かってくれる…」と甘えていると、大切な仲間が減っていくことも。



■常松さんからのアドバイス
 一般的なマナーは、皆さんほとんどお分かりですね。実行できるかはまた別問題ですが(笑)。
 難しいのは、「これが正解」という答えがなく、義母や家族など相手に合わせた対応が必要なシーンです。
 “いろいろな感覚を持っている人がいる”ことを理解し、相手がどんなことをすると喜んでくれるか、想像力を働かせてみてください。おおらかな人、理屈で納得する人、自分で決定したい人、周りの意見に合わせる人…。まずは個々の性格を見極めて対処しましょう。
 また、どのようなシーンでも、相手からの思いやりに感謝するひと言を伝えるだけで、愛されキャラに近づけますよ。

相手のタイプを見極めて! 嫁の悩み編 


実家に遊びに行くと、
いつもは子供に与えていない菓子を義母がくれます

1.「うちでは与えていないので」と伝える
2.「食事をとらなくなるので」と伝える
3.自分が受け取って、子供には渡さない

《義母のタイプ》
■おおらかタイプ

隠し事を嫌う、友好的な母には、1番のように本音を伝えたほうがいいでしょう。
■細やかタイプ
理屈っぽくて、細かいことを気にされる義母には、2番のように丁寧に理由を伝えると安心されます。
■プライドの高いタイプ
プライドの高い義母には、3番のように細かいことを言わず、受け入れて波風を立てないように。



相手のタイプを見極めて! 義母の悩み編 


嫁は、私に子供をあずけて、仕事や遊びなどで外出が多い。
私だって、忙しいのに…

1.「私も忙しいから毎日は見られないわ」とはっきり伝える
2.「大事な用があるから、今回はごめんなさいね」と
  理由を付けて断る
3.嫁にうまく伝える自信がないので、角が立たないよう
  息子から言ってもらう

《嫁のタイプ》
■おおらかタイプ

さっぱりしている嫁には、1番のようにはっきりと伝えるのがいいでしょう。
■繊細タイプ
傷つきやすい嫁には2番。「孫は可愛いけど、どうしても外せない用があるの。仕方ないから今回はごめんね」と優しく。
■気の強いタイプ
細かいことを気にする嫁には3番のように、息子にうまく伝えてもらったほうがいい場合も。





提供:広島リビング新聞社
(「リビングひろしま」2008年7月26日号掲載)