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患者さんの話をよく聞き解決のヒントを引き出す vol.90 |
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女性クリニック ラポール院長
中原恭子さん(48歳)
■PROFILE■
島根県生まれ。広島大学医学部卒。広島大学病院に勤務後、米国に留学。帰国後、博士号を取得。複数の病院に勤務後、真野産婦人科院長就任。河野美代子産婦人科を経て、今年6月に開業。http://www.women-rapport-clinic.com/index.html
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「女性クリニックを開業して、あたらめて心身ともに悩みを持つ30代から50代の女性が多いことに驚いています」と話すのは、婦人科医で今年6月に女性クリニックを開業した中原恭子さん。
患者さんの中には、体の不調を訴えながらも病院では「特に悪いところはない」と言われ、行き場がなく、不満を感じていた人が少なくないそう。「そんな女性に必要なのは、病気を治癒させることだけではなく、心身から起こる問題を解決すること。解決のヒントは必ず患者さんが持っています。そのためには、患者さんの話にしっかり耳を傾けることが大切です」と中原さん。同医院では“傾聴、解決、敬意”を理念に掲げ、医療に取り組んでいます。
そんな中原さんが、西洋医学と同時に積極的に取り入れているのが東洋医学。漢方については産科勤務の経験からその効果は知っていたものの、さらに知識を深めるために漢方医の元へ通ったそうです。「東洋医学の対応は、痛いから鎮痛剤を処方するのではなく、その人が発するサインを読み取り、その人の状態に合った治療を施すというやり方」。中原さんの“丸ごと解決”という理念にマッチしているそうです。
長年、医師として活躍しながら子育てもしてきた中原さん。子育て中の女性に向けて、「最近は子供を大人扱いしすぎているように思います。“ここまでできるはず”と決めつけて、それができないと悩んでいるのでは。子育ては精神年齢に見合った対応をすることが大切。スキンシップをしっかりとって、濃密な時間を過ごしてほしいです」とアドバイスします。
多忙な中、計画的に夢を実現してきたように見えますが、実は目標を立てるのは苦手だそう。「でも、思いついたことを、できるだけ早目に実現しようと心掛けています」と少し照れ笑い。そのフットワークの軽さが、夢を実現する近道のようです。(リポーター・中本由佳里)
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(「リビングひろしま」2008年8月30日号掲載)
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