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連載コラム -
出路千恵の家計診断
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Vol.84
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妻が再来年に退職予定、収入減少で将来の家計が不安 |
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自営業の夫を手伝うため、再来年3月に退職する予定です。今のところ借金・ローンはなく、親が建てたビルで同居しているので家賃は不要です。ビルは賃貸にもなっているので、将来はその収入(満室で20万円)がありますが、修繕費などが必要になります。また、退職後は夫婦の収入が25万~30万円に減少するので家計が不安。貯蓄や保険はこのままでいいでしょうか。
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収入を27万円に設定した家計のやりくりを仮定
レジャー費、小遣い、保険を見直して貯蓄を |
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自営業の場合、サラリーマン家庭と違い、ボーナスや休業補償がありません。また、遺族補償も少なく、その分、月々の保険や貯蓄での備えが必要になります。
あなたの場合、保険と貯蓄がそれぞれ収入の約14%と約28%を占めており、消費を抑えて将来の生活の安定を図っていることが分かります。自営業の家計にとって理想的ではありますが、今後収入が減ると、生活費も含めて大幅な見直しが必要となり、消費支出の削減だけでは賄いきれなくなります。従って、合わせて保険・貯蓄の見直しも実行せざるを得ません。
とりあえず、収入を27万円として考えてみましょう。現在の消費支出のうち削減可能と思えるものは、レジャー費と小遣いです。ここから1万円、保険は学資目的のものを一部減らし、合計で2万円を貯蓄に回します。
毎月の貯蓄は25,000円になり、従来のように貯蓄はできなくなりますが、当面はこれで乗り切りましょう。収入が増えてくれば、また貯蓄の充実を図ればいいでしょう。
人生の3大資金は住宅、教育、老後といわれます。どこに重点を置くかは、それぞれの価値観によりますが、あなたの場合お子さんに関するものに偏っているように思います。大学進学の資金については、奨学金や教育ローンもあり、どうしてもという場合には働きながら通うことも可能です。また結婚に関しても、最近はお金を掛けない人が増えています。子どもにお金が掛かるのは“掛ける”から…。子育てに必要なものが“まずお金”というのは早計に過ぎるのではないでしょうか。
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出路千恵さん
金融広報アドバイザー
消費生活アドバイザー |
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