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定年後に田舎暮らしをするには、どのくらい貯蓄すればいいですか |
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連載コラム -
出路千恵の家計診断
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Vol.87
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定年後に田舎暮らしをするには、どのくらい貯蓄すればいいですか |
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定年退職後は田舎暮らしを希望しており、土地と建物合わせて3,000万円程度の物件の購入を考えています。しかし賃金がカットされて減収となり、子供への仕送りがあと3年続きます。保険は特定疾患があるため見直しが難しい状況です。田舎暮らしをするためには、年金生活に入る前にどのくらい貯蓄する必要がありますか。また、今の状況で希望を実現できるでしょうか。
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現状を維持すると希望の田舎暮らしが可能
まずは年金や退職金額、移住希望地の事前調査を |
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老後の生活費については、月額約24万円から38万円、14万円の幅があります(生命保険センター調査)。また、年金支給開始までに準備しておきたい貯蓄額は、約2,000万円(金融広報中央委員会)、平均的な年金受給額の見込み額は約23万円となっています(社会保険業務センター)。
あなたの場合、現状の生活費を維持していくと、これから60歳までに貯蓄できる額は約1,800万円で、現在の貯蓄と合わせて4,300万円になります。これに退職金を合わせた額が手持ち資金となります。そこまでに掛かる生活費以外のイベント費、例えば子供の結婚や家族旅行、家電製品の買い替え、家の補修費などは、これから差し引いておかねばなりません。
年金受給と同時に田舎暮らしを始めることの良さの一つは、ほどほどに自給をしながら年金の範囲内で生活し、手持ちの資金は予備費、ゆとり費として使えるところにあります。受給できる年金の額にもよりますが、平均的な年金受給で、かつ現在の生活費から考えれば、第二の住宅を取得し、希望の暮らしをすることは可能だと思います。ただし、年金受給までに収入が途絶えるようであれば、その間の生活費は貯蓄を切り崩すことになります。
一口に田舎暮らしといっても形態はさまざまです。また移住する地域によって、掛かるお金にも違いが出てくるでしょう。まずはおおよその年金額や退職金額などを調べ、希望する地域の気候や状況を体験するなどの事前の準備に時間と手間を十分掛けることをお勧めします。
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出路千恵さん
金融広報アドバイザー
消費生活アドバイザー |
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(「リビングひろしま」2008年11月15日号掲載)
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