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連載コラム -
出路千恵の家計診断
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Vol.99
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住宅ローンの繰り上げ返済を考えています |
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現在、貯蓄は児童手当分のみで十分にできていません。1、2年後をめどに私も働く予定ですが、現時点で家計のどの部分を見直せばいいでしょうか。また、住宅ローンの繰り上げ返済を考えていますが、金額はいくらぐらいから、また、どのくらい余力を残して返済すると効果的なのでしょうか。アドバイスをお願いします。
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ボーナスがない家計運営の一つに毎月10%の天引き貯蓄
繰り上げ返済は100万円から、余力は生活費1年分 |
将来は共働きになるとのことですが、現状では住宅ローンの返済が月収の25%を占め、貯蓄をするゆとりが無くなっています。年齢から見ると月収は多い方だと思いますが、ボーナスがないことを考慮に入れた家計運営が必要でしょう。
最近は、ボーナスは賞与というより生活給としての意味合いが大きいかと思いますが、それでも貯蓄資金はボーナスに頼るという家庭は多いようです。ボーナスがない場合の家計運営方法の一つとして、毎月の収入を目いっぱい使わず、できれば10%程度を天引きしてためる方法をお勧めします。ただし、今すぐに取り掛かるのは困難でしょうから、今後の参考にしていただければと思います。
住宅ローンの繰り上げ返済にはいくつかの注意点があります。繰り上げ返済は資金を元金部分の返済に充てますから、借り入れを行って早い時期ほど、また借り入れ期間が長いほど有効です。返済効果は、返済期間短縮型と返済額軽減型があります。どちらを選ぶかは、今後のライフプランと照らし合わせてください。しかし、住宅ローンは一般のローンと比較すると利息が低く、万一の場合の保証もあります。返済額の軽減を望むあまりの無理な繰り上げ返済は、何かあった場合の家計の耐久力を奪います。くれぐれも慎重な計画が望まれます。
一般的には返済金は100万円程度から。手元に残す資金は保障状況(家族の保険や就業先の福利厚生など)や年齢、今後のイベント資金などの必要状況にもよりますが、生活費の1年分程度を残すのが理想です。
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出路千恵さん
金融広報アドバイザー
消費生活アドバイザー |
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