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連載コラム -
出路千恵の家計診断
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Vol.105
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家賃の負担が大きく、引っ越すべきか迷っています |
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結婚後すぐに子どもができ、つわりがひどかったため予定より早く退職しました。現状では家賃負担が重く、引っ越しを考えています。でも子どもが幼いこと、多忙な夫に引っ越しの準備を手伝ってもらえそうにないこと、現在の周辺環境を思うと踏み切れません。家はずっと賃貸でもいいと思っています。アドバイスをお願いします。
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収入増が望めない今は、転居が望ましい
賃貸の場合、不測の事態を考えた家計運営が必要 |
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家賃が夫の収入の約35%を占め、加えて2つの返済金が収入全体の約13%あり、ほぼ半分が手にできない収入となっています。それでも夫の収入の約8%を貯蓄していますから、立派というほかありません。しかし、現在の貯蓄は約60万円。「貯めてはいるけれど、毎月のしわ寄せで、結局使ってしまう…」という状況ではないでしょうか。
当然のことながら、支出は大変抑制が効いていますから、これ以上節約するのは難しいでしょう。強いて節約可能と思えるのは光熱費ですが、エコ生活を心掛けても当面節約できるのは費用の10%程度です。収支のバランスをとるには、家賃の安いところに転居するか、何らかの方法で収入を増やすことが緊急の課題です。
しかし、子どもが小さくて収入増が望めない今は、転居するしかありません。転居に際して大切なことは、家賃の負担を少なくするということですが、それだけではなく、例えば、将来あなたが働くことを考えた場合にそれが可能かどうかなど、あなたと家族の将来計画にとってどのような影響があるかということも視野に入れて考えましょう。なお、家賃の目安は収入の25%までです。
また、将来にわたって賃貸で暮らしていく場合、いつまでも生計費の基本に家賃があります。不測の場合を考えると、余分なローンを組まない暮らし方が大切です。車の買い替えなど、大きな支出に備える計画的な家計運営が望まれます。
貯蓄も同様です。目的別に目標額と時期を決めて取り組むことで、計画の実現と安心につながります。
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出路千恵さん
金融広報アドバイザー
消費生活アドバイザー
環境カウンセラー |
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提供:広島リビング新聞社
(「リビングひろしま」2009年8月29日号掲載)
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