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連載コラム -
出路千恵の家計診断
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Vol.110
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子の学費や老後資金が心配・・・ |
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夫が東京に単身赴任(住居費など2万5000円必要)となり、残業代が減るので私がパートに出るべきか悩んでいます。末の子が大学に行くまでは広島の社宅に住めますが、以降は東京の社宅へ。将来は夫の実家を改修するか、広島でマンションを買うか…。長女は独立しますが、私大を目指すことになる末の子の学費や老後の資金が心配です。
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保有資産5000万円で老後の生活はゆとりあり
大学費用は学部によって異なるので、希望を決めて計画を |
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総務省の生活実態調査によると、65歳以上の夫婦世帯の1カ月の生活費はおよそ28万円から25万円、ゆとりある暮らしをするために上乗せしたい金額はおよそ13万円となっています(生命保険文化センターなど)。
サラリーマン世帯の場合、基本的な生活を年金で賄い、ゆとりの部分を預貯金で補うという形ができれば安心です。このゆとり部分は20年分でおよそ3000万円となります。あなたの場合、現在およそ5000万円の資産があり、退職金も含めると老後の生活に関しては現時点でも十分ゆとりがあるといえます。
一緒に暮らす家族が減れば、食費や光熱費が減るので、単身赴任で増える費用は、減った生活費と長女の学費で賄えばよいでしょう。老後の資金も、切り崩して生活に使う資金、家の補修もしくは購入に使う資金、そのほか万一に備える、子どもに残すなどと分けて考えると、運用の方法も具体的になるでしょう。その上でどうしても確保したい資金は安全性を第一に。高齢になるほど運用期間が短くなり、万一失敗すると取り返しが難しくなります。リスク覚悟でハイリターンを狙うなら、老後必要資金以外を充てることが原則です。
大学資金は私立でも学部によって費用は大きく異なります。医歯薬看護学系以外であれば初年度入学金が120~150万円程度。授業料は70~100万円です。希望校が決まれば確実なところを調べておきましょう。いずれにしても、夫が現役のうちに大学は卒業できるでしょうし、上のお子さんが自立すれば学資保険と現在の収入で十分に対応できます。
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出路千恵さん
金融広報アドバイザー
消費生活アドバイザー
環境カウンセラー |
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(「リビングひろしま」2009年11月7日号掲載)
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