トップページ arrow 連載コラム arrow 地域の力 arrow おたがいさまの心 地域の力 vol.3 安芸区/阿戸町連合町内会

おたがいさまの心 地域の力 vol.3 安芸区/阿戸町連合町内会 プリント メール

 

安芸区/阿戸町連合町内会

町の情報はホームページに乗せて

高齢化に悩む地域だからこそ
新鮮でホットな情報を


1日平均30件と、町内会のホームページへのアクセスとしては多い方です。「一人でも見てくれる人がいる限り、作業に張り合いと責任感を感じます」と編集作業に励みます。

 

 標高170mに位置し周囲を700m級の山に囲まれた安芸区阿戸町。南北に流れる熊野川沿いに約2400人(約950世帯)が暮らします。
 町内の訃報や行事、災害などを伝えていた有線放送が廃止され、住民は不便を感じていました。3年前にブロードバンド環境が整備されたことをきっかけに、平成20年3月に連合町内会ホームページを立ち上げました。
 ITが苦手な高齢者が多い地域ながら、積極的に取り組める背景には、町内会長や各種団体の役員で構成された上手な組織作りがあります。6人の町内会長は、〝責任者〟として登録内容を指示・チェック。また、各町内から一人ずつWEBに詳しい〝管理者〟が、登録作業を担当しています。この責任者と管理者がうまくかみ合って、常にホットな情報が更新されていく仕組みです。「私自身、ITが苦手だなんて言ってられないんですよ」と、連合町内会長でホームページ総括責任者でもある倉本弘康さん(75歳)は笑います。

 


取材のこの日は7人が編集会議に集合。左前列から、宇野さん、出口さん、香谷さん、金盛さん、
後列左から、山口さん、高山さん、倉本さん。
メンバーの中には、デジカメや広報紙作りが得意な人もいます。

 


広島市が管理する「地域ポータルサイト・こむねっとひろしま」を活用して作成しています。

    

 情報を定期的に公開するため、毎週水曜の午後7時から9時まで、メンバーが公民館に集まり、更新作業と勉強を兼ねた編集会議を行っています。住民からの面白い写真や物々交換、赤ちゃんの誕生やペット自慢なども掲載。個人情報の配慮から、事前にIDやパスワードを登録した人だけが閲覧できるページもあり、きめ細かな対応を行っています。「アクセスや会員数を増やすことが課題。もっと知恵を出さなくては…」と、管理者代表の香谷正文さん(64歳)。今後は、各団体が自由に情報を書き込めるようにしたり、携帯メール用の受発信も充実させたいそうです。
 こうした取り組みが評価され、市長との地域懇談会ではパネリストに選ばれたり、副市長が視察に訪れるなど、広島市のITモデル地域として注目されています。

 

 

提供:広島リビング新聞社
(「リビングひろしま」2010年1月30日号掲載)

 

 

★他の記事を読む