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おたがいさまの心 地域の力 vol.4 佐伯区/観音西学区 プリント メール

 

佐伯区/観音西学区

 

町内会のサポート組織「東観音台連合会」

町内会役員の“駆け込み寺”
事業と心の負担を引き受け

 
 

 広島市植物公園に隣接する南向きの丘陵地にある東観音台団地。佐伯区観音西学区の8町内会のうち、3つの町内会にあたり、約1200世帯が暮らしています。
 高齢化が進み、徐々に活気が失われていく問題に直面。特に2年前、スーパーの閉店に伴って自動現金支払機も撤去されて、生活不安が一気に高まりました。そこで住民自らが行動を起こし、近隣のショッピングセンターとを結ぶ「便利バス」を運行。一番の懸案だった財源は、資源ごみの回収で得た収益や寄付金で賄うことに。こうした活動を実施したのが「東観音台連合会」です。

 

「地域をもっと元気にしたい」、その思いが活動の原点。
イベントを通して顔見知りとなり、犯罪の抑止にもつながっています
 
 


中心メンバー。左から、事務局長の中倉さん、副会長の曽根さん、会長の矢田さん、副会長の有田さん

 

 
 各町内会では、役員が1年で交代するため、新役員が地域の事情や仕組みを理解するまでに時間がかかり、地域行事や活動が停滞する原因となっていました。同会長の矢田直樹さん(67歳)は「連合会という大層な名前が付いていますが、あくまでも私たちは3つの町内会のサポート役です」。 連合会の活動メンバーは約40人。町内会長や役員経験者が多いので、現役役員の苦労や悩みがよく理解できると言います。3つの町内会に共通するイベントや防犯・防災、ホームページの運営や新聞の発行など、事業の下請けを行い、また現役役員の駆け込み寺として相談に応じています。

 
 連合会の活動として、春は花見会、夏は納涼会、秋はフェスタ、大晦日はカウントダウン、音楽祭や落語会、また毎週1回の青空市や年2回のゴルフコンペ、子ども農園や収穫祭など、子どもから高齢者まで参加できるイベントがめじろ押し。行事を減らす町内会が多い中で、「むしろたくさん行うこと」ときっぱり。行事を通して人の輪が生まれ、それぞれが得意な分野で支え合う共存体制ができるそうです。こうした取り組みが功を奏し、今では若い家族も増えています。
 ところで便利バスは1月末でその使命を終え、2月からはバス会社が引き継ぎました。資源ごみの回収で生まれた資金は、多様な使い道を検討中。どんなアイデアが飛び出すか注目です。
 
 


取材のこの日は7人が編集会議に集合。左前列から、宇野さん、出口さん、香谷さん、金盛さん、
後列左から、山口さん、高山さん、倉本さん。
メンバーの中には、デジカメや広報紙作りが得意な人もいます。

 
   

提供:広島リビング新聞社
(「リビングひろしま」2010年2月6日号掲載)

 
   

 

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