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おたがいさまの心 地域の力 vol.8 佐伯区/八幡東学区 プリント メール

 

佐伯区/八幡東学区

見せる防犯“イエローレモン隊”
レモンの色とマークで
子どもに安心感、大人に一体感


昼の見守りの様子

 自然豊かな石内川が、新旧入り交じった住宅地を流れる佐伯区八幡東学区。約8300人、3250世帯が暮らします。
 同区には、防犯パトロールを目的に、平成16年5月に〝イエローレモン隊〟が発足しました。「当時、付属池田小事件などがあり、〝PTA会長として、親として何ができるか〟を真剣に考えました」とは、隊長を務める橋本英樹さん(50歳)。イエローレモン隊は、既存の町内会組織に委ねるのではなく、有志による個人登録制でスタート。当初120人から始まり、今では約600人が登録しています。隊員は子育て中の30~50代が多く、フットワークの良さも抜群。「子どもたちは、色やカタカナ言葉に親しみを感じる」との助言を受け、〝イエローレモン隊〟と命名。防犯グッズの帽子やベスト、Tシャツやエコバックなどを、レモン色やレモンマークで統一。子どもたちには安心感を、また会員同士には、一体感や結束力をもたらします。






橋本さんは、広島市おやじの会連絡会会長、佐伯区青少年健全育成連絡協議会会長なども務め、地域の顔として活躍しています

 

 活動の特長としては強制しないこと。犬の散歩の時や買い物の時など、〝無理しなくても、できる時に、できる方法で見守る〟という、「見せる防犯」が犯罪抑止に効果てきめん。また緊急時には携帯メールが有効であることから、不審者情報を一斉に送信しています。
 活動には費用がつきものですが、公民館まつりなどで行うバザーの収益や、町内会の各団体からの寄付、また「まちづくり自販機」を設置して、売上げの10%を活動費に充てています。現在学区内には3台あり、年間17万円にもなっています。「自販機は募金箱のようなもの。やらない手はないですよ」とにっこり。〝負担を軽くし、長く続くよう、楽しみながら活動をすること〟という取り組みが評価され、平成20年に「まちづくり関係功労者の内閣総理大臣賞」を受賞しました。
 


グッズは、寄付金込みの価格で販売されています

八幡東公民館前に設置された〝まちづくり(地域支援型)自販機〟

 


提供:広島リビング新聞社
(「リビングひろしま」2010年3月27日号掲載)

 

 

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