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「困った」を「良かった」に 人に喜んでもらいたい 今永順子さん vol.77 |
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(株)イマナガ社長
今永順子さん(59歳)
■PROFILE■
喫茶店の経営や衣料品の販売など数々の職業を経て、定年退職後、知的財産権サポート協会主催のアイデア講座を受講。パーマ液垂れ付着防止用品「ソフトティアラ」を開発し、第6回女性起業家ビジネスプランコンテストで秀作に選ばれる
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着物販売の仕事を定年退職したとき、「人生で、もっと人に喜んでもらうことがしたい」と、知的財産権サポート協会主催のアイデア講座に飛び込んだのが今永順子さんです。
世の中にあるさまざまな「困った」を、アイデアで「良かった」に変える方法を学ぶうちにひらめいたのが、美容院で使うパーマ液が垂れるのを防ぐ用品でした。「通常、パーマをかけるときには、お客さんの顔や衣服にパーマ液がかからないよう、何回もタオルを取り替えます。お客さんにとっても違和感があり、そのたびにパーマ液に触れる美容師さんの手は荒れ放題。何かいいものはないかと、必死で考えました」
発案から3年、試作したものを美容室で試してもらっては改良を重ね、ようやく製品として販売できるまでになりました。
「製造方法や業者選びも簡単には決まらず、初めは楽しいことばかりだった起業も、進むごとに責任を感じ、常に慎重さが求められることを実感しています。ここまでくるには、何度も壁に突き当たりました」と今永さんは言います。
それでも進めてこられたのは、長年仕事をしてきた中で、どうしたら人に喜んでもらえるかを一生懸命考え、応えていくことが、何より仕事を成功させる秘訣(けつ)だと知っているからだとか。
秀作を受賞した第6回「女性起業家ビジネスプランコンテスト」(主催/サンケイリビング新聞社、広島リビング新聞社ほか)では、こんなエピソードも。「応募者は、みな私より若く、話もとても上手で最初はどうしようかと思いました。でも“私は私”。ありのままを見てもらおうと発表したところ、おかげさまで秀作に選ばれました。いくつになっても目標を持ち、挑戦すれば道は開けます」
団塊の世代でもある今永さんのメッセージ。これからどうしようと迷っている多くの人に届いてほしいものです。
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提供:広島リビング新聞社
(「リビングひろしま」2007年5月26日号掲載)
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