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連載コラム -
出路千恵の家計診断
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Vol.119
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夫の収入減、住宅ローンや老後の資金はどうすれば? |
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一昨年の12月に家を購入しました。住宅ローンは平成36年に完済予定です。今年1月に私が退職し、また、夫の収入も減る見込みで、家計のやりくりに悩んでいます。現在子供はいませんが、できたときのために貯蓄を使わないようにしています。老後の資金も気になります。年金や投資、貯蓄に無頓着なのですが、アドバイスをお願いします。
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老後の準備資金は最低1650万円以上
途中解約しにくい方法で確実に貯蓄を |
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老後の資金として準備しておけばよいと考える金額は2039万円(金融広報委員会「家計の金融行動に関する世論調査」)。老後の最低生活費は月額約23万円、ゆとりある生活の場合は38万円となっています(生命保険センター「生活保障に関する調査」)。
一方、高齢者の所得は年額約299万円で、そのうち211万円(71%)が公的年金によるものです(厚生労働省「国民生活基本調査」)。月額23万円で暮らした場合、年金だけでは年額65万円不足し、仮に老後を25年とすると1650万円が最低必要額となります。
老後に備えるなら、財形年金や養老保険など途中で解約しにくいものでためていくというのが確実です。例えば毎年40万円を25年積み立てれば1000万円たまります。教育資金やその他のイベント資金とは別に、手をつけない貯蓄として確保します。
長期運用が可能ということで、リターンを狙った元本保証でない商品での運用も考えられますが、これは自分で商品研究することが必須です。
これから必要になるさまざまな資金についても予算を立て、必要なときに必要な額が準備できるように、目的別に分けた貯蓄管理がお勧めです。収入減に対応するにはまず、光熱費や車関係費を見直してください。
実は、老後資金は「いくらあればよいか」という問いに「確実な答えはない」というのが私の正直な答えです。収入や将来の希望に見合った合理的な消費生活を続けることが大切です。堅実な生活の先に安心な老後があるのではないでしょうか。
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出路千恵さん
金融広報アドバイザー
消費生活アドバイザー
環境カウンセラー |
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