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ゆかりの宮島・厳島神社でヒット祈願 プリント メール

2012年のNHK大河ドラマ「平清盛」・主演の松山ケンイチさん来広
ゆかりの宮島・厳島神社でヒット祈願
 
広島リビング新聞社

 平成24年のNHK大河ドラマは「平清盛」。主役を演じるのは、今若手で実力、人気ともに注目を集める松山ケンイチさんです。昨年の暮れ、清盛にゆかりの深い広島を訪れ、ドラマの成功を祈願。松山さんに同行しました。


 来年の大河ドラマ(全50話)で主役の平清盛を演じる松山ケンイチさんが、広島県庁に湯﨑英彦知事を表敬訪問。平家の赤い幟、鎧(よろい)、甲冑(かっちゅう)が飾られた応接室に現れたスーツ姿の松山さんは、映画やドラマで見るよりも穏やかな雰囲気で、少年のような純粋さを感じました。

 番組プロデューサーが「エネルギッシュに瑞々(みずみず)しく清盛を描きたい。広島にはお世話になります」とドラマ制作の支援と協力を依頼。対して知事は「清盛は広島にとっては恩人で、瀬戸内海の発展に貢献した人物です。全面的に協力をします」と快諾。

宮島清盛まつりで武者姿の清盛に扮(ふん)して以来、清盛が身近な存在だと語る知事は、「清盛は武家社会のパイオニア。新しい時代を切り開いていったことを全国の人にアピールしてほしい」とエール。松山さんも、「清盛の持つ強さだけでなく、優しさや温かさなど、いろいろな面を表現したい」とドラマにかける意気込みを語りました。


平家のよろいが飾られた県庁応接室で
湯﨑知事(左)と松山さん
 瀬戸内の活性化を狙い「瀬戸内・海の道構想」を進める広島県にとってもありがたいタイミング。

「ロケの際には、広島のおいしい名物も楽しんでください。そして宣伝も…」と広島県もしっかりPR。若き県政のトップとして注目を集める湯崎知事と、大河史上最年少の清盛を演じる松山さん。
二人から“若いエネルギー”を感じました。
 

「社殿の美しさに清盛のセンスの良さを感じた」

 ドラマの舞台は平安末期。海賊征伐で名をはせた清盛が、貴族による政治体制を終わらせ、平家一族を率いて栄華を誇るまでの一生をダイナミックに描きます。

 清盛が熱心に信仰し、造営したことで知られる宮島の厳島神社。この地を訪れた松山さんは、同社の禰宜(ねぎ)・福田道憲さんの案内で社殿を見学して参拝。最後に清盛の霊を祭った清盛神社へ。ヒットを祈り、手を合わせる姿が印象的でした。

ドラマのヒットを祈願して、宮島観光協会から贈られた
「宮島名物の特大しゃもじ」を持つ松山さん。
厳島神社で昨年12月20日に撮影
 ドラマの成功を祈願して、宮島観光協会の中村靖富満会長から、1m35㎝の名物「ヒット祈願の杓子(しゃくし)」を贈られました。その後、引いたおみくじは見事「大吉」。“勝負ごとに勝つ”とのお告げに笑顔がこぼれます。

 「厳島神社はとても美しい。貴族の文化が色濃く残り、清盛のセンスの良さを強く感じました。僕の中の清盛は武士のイメージが強かったのですが、まだまだ知らない部分がありますね。地元の方々は清盛を深く理解しておられるので、期待も大きいと思います。もっと勉強し、丁寧に役を演じ、多くの方に感動を伝えたいです」とキッパリ。
 


おみくじで見事「大吉」を当て、幸先の良いスタートに笑みがこぼれます

「清盛を通じ、広島をアピールしたい」



清盛神社前で、禰宜・福田さん(右)から説明を受ける、
番組プロデューサー(中央)と松山さん

 広島の印象を聞かれ、「清盛を通じて広島の観光客が増え、その方たちが原爆ドームなどにも足を運んでくれたらうれしいですね。広島をアピールしたいという思いが強くなっています。プライベートでも来たいです」と。広島への熱い思いが伝わる言葉でした。
 清盛の一生を演じることについて「大河ドラマは私にとって大きな挑戦。自分も変化するだろうし、その変化も楽しみたい」と語る松山さん。
 彼自身がどんな変化を遂げ、瀬戸内海を舞台に、どのように清盛を演じるか、期待せずにはいられません。松山さんが演じる清盛に出会えるのは、来年の1月。全50回での放映予定です。


提供:広島リビング新聞社
(「リビングひろしま」2011年1月7日号掲載)