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おたがいさまの心 地域の力 vol.42 中区/基町地区 プリント メール

 

中区/基町地区

ご近所福祉 「高齢者見守り体制づくり事業運営委員会」
“遠くの親せきより近くの他人”づくり  

 

 
同委員会会長で基町地区社協の会長でもある徳弘親利さん
 都心部に近い中区基町は、公共施設や商業施設が充実し、交通の便が良いエリア。ところが、65歳以上が40.6%と、広島市域内(平均18%)で最も高齢化率が高く、平成17年には、高齢者の孤独死が13件発生しました。
 平成16年に、市の“ひとり暮らし老人巡回相談事業”が廃止され、民生委員の負担が増大。これをきっかけに、住民組織の代表者で作る「高齢者見守り体制づくり事業運営委員会」が発足しました。高齢者の健康を確認するため自宅を訪問。この情報を地域包括支援センターなどと共有する体制を作りました。また市営商店街の空き店舗に、高齢者が気軽に立ち寄れる「ふれあいサロンほのぼの基町」を開設。ボランティアスタッフとお茶を飲みながら話をしたり折り紙で手先を動かしたりと、1日平均20人が利用。高齢者は思い思いの方法でひとときを楽しみます。
 活動を継続するポイントを会長の徳弘親利さんに伺うと「自主性に任せ、決して無理をしないこと」ときっぱり。“高齢者が高齢者を見守る”という現状もあって、「できることから始める。明日はわが身、お互いさまの気持ちで」が基本姿勢だそう。また、「遠くの親せきより近くの他人。根ざせ築こう近所の絆(きずな)」と、住民に呼びかけています。
 町全体が市営住宅のため、徳弘さんの心配は今後ますます高齢化に拍車がかかること。公営住宅法では入居者制限があり、それが住民の若返りや町づくりのネックになっていると懸念。さらに、学校の統廃合問題もあって「学校あっての地域、地域あっての学校。次世代を担う子どもたちがこの町には必要なんです」と困惑が隠せません。
 

ふれあいサロンほのぼの基町(写真奥の施設)は商店街の中央にあり毎週、月・水・金曜の10:00~16:00にオープン。6月19日には会の活動を知ってもらおうと「ほのぼのカップ将棋大会」が行われました
 


同サロンでは、手芸などの講座も行われています

 
活動の一環として、1日だけ、同サロン前で実施されるビアガーデン。ボランティアスタッフの交流会にもなっています
 

提供:広島リビング新聞社
(「リビングひろしま」2011年6月25
日号掲載)

 

 

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