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今のままでは貯蓄できない。私も働くべき? プリント メール
連載コラム - 出路千恵の家計診断

Vol.133

 今のままでは貯蓄できない。私も働くべき?

 
 来年には長男と長女を幼稚園(または保育園)に入れようと思っています。今のままでは貯蓄ができないので、私が働くべきか悩んでいます。長男だけを預けて長女だけ家で見るか、それとも2人とも預けて私がパートに出るのがいいのか…。どのようにすればいいのか分かりません。アドバイスをお願いします。  
  

  教育費などの支出増、共働きで収入を増やす方法が妥当
自分なりに工夫して家計簿を付け、家計の流れをつかんで

 「今の暮らしも大切にしながら貯蓄も増やしたい」とは、誰もが望むことでしょう。しかし、収入に対するローンの割合が約22%、保険料(学資保険を含む)が約18%。お住まいの地域や職業にもよりますが、今以上に大きく貯蓄を増やすことは困難でしょう。
 また、子どもが成長するにつれて教育費などの支出も増え、生計はもっと厳しくなると思われます。従ってあなたの場合、家計を安定的に運営していくためには、共働きで収入を得る方向での将来設計が妥当ではないでしょうか。
 
 現在の貯蓄保有額は年齢別にみると中央値に当たる額ですが、現状では増やしていくことは難しく、将来に不安が残ります(一世帯当たりの年齢別金融資産保有額は30歳代平均458万円、中央値200万円。金融広報中央委員会調べ。※平均値は少数の高額保有世帯によって大きく引き上げられ実感と差があるため、より現実的な数値として世帯を保有額の順に並べ、中位に位置する世帯の保有額を中央値としたもの。ちなみに全世帯平均は1124万円、中央値は500万円)。
 
 現在の家計は食費が少なめですし、被服費や交際費などが計上されていません。今後、例え収入が増えても安定的にローンを返済し、将来に向けて貯蓄を増やしていくには、家計の正確な流れをつかむ(使途不明金の減少)ことが必要です。
 
 家計簿を付けるのは大変な作業ですが、数字は百円単位とか、一週間分のまとめ付けとか自分なりの工夫をし、とりあえず一カ月のより詳しい集計ができるよう取り組んではいかがでしょうか。

出路千恵さん
金融広報アドバイザー
消費生活アドバイザー
環境カウンセラー

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(「リビングひろしま」2012年2月4日号掲載)