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住民自らがかかわって自慢できる街づくり 氏原睦子さん vol.81 |
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むぎ環境計画代表取締役
氏原睦子さん(40歳)
■PROFILE■
長野県生まれ。明治学院大学法学部卒業。東京の設計事務所で公園や川の設計に携わる。8年前に夫の転勤で広島へ。街づくりコンサルタントとして、里山再生や雁木タクシーの運営などにかかわる
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「水上から眺める広島も、またとってもいいですよ」と話すのは、NPO法人「雁(がん)木組」の理事長でもある、地域計画コンサルタントの氏原さん。昔からある階段式の船着場“雁木”を利用して、市内中心部を流れる6つの川を船で行き来する「雁木タクシー」の仕掛け人の一人です。
地域の特性を生かし、住民と一緒に、「こんなのがあったらいいな」と思うものを作っていくのが氏原さんの“まちづくり”のポイント。「東京で公園や川の設計をしていたとき、住民がどう使いたいかを一緒に考え、それを形にしていくまちづくりを実践し、大変啓発されました」
そんな氏原さんがかかわってきたプロジェクトのもう一つ代表的なものが、「里山あーと村」。安芸区阿戸町にある市有林とふもとの棚田で、市民が田植えをしたり、下草刈りをして、里山を再生しています。この「里山あーと村」は、単に森林を守るボランティアではなく、市民が今の暮らしの中で山に入って楽しめる工夫がいっぱいです。毎年開かれる森のジャズライブは、今年でもう7回目。毎週広島市内から人々が集い、地域と交流をしていくことで街の活性化にもつながっています。
広島には、夫の転勤で来た氏原さんですが、実は氏原さんのお父さんも広島の“まちおこし”に貢献した人なのだとか。今ではすっかり有名になった豊平のそば作りは、もとは、当時の町長が長野県まで、そば学者として有名な氏原さんのお父さんを訪ねたのが始まりだったそう。地域の活性化に貢献するDNAなのでしょうか…。
「よそ者だから、余計広島の良さが分かるところもあります。もっともっと広島の街を自慢したいですし、住む人が自分たちで魅力的な街をつくるお手伝いをしていきたいです」と、氏原さんは爽やかな笑顔で話してくれました。(リポーター・中本由佳里)
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(「リビングひろしま」2007年10月6日号掲載)
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