女の年金一生物語 vol.39
主人公・広子とともに、年金について学ぶ「女の年金一生物語」。今回は就職して3年目になる広子の娘・美文の話です。年金問題に関する報道を見て心配になった美文は、学生時代に納付特例制度を利用して納めていなかった国民年金の保険料を追納することにしました。 |

社会保険労務士
飯田ひとみさん
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国民年金には(1)学生納付特例、学生を除く30歳未満には(2)若年者納付猶予の制度があります。
(1)(2)の適用を受けた期間は障害・死亡について満額の年金が支給され、年金を受けるための受給資格期間にも反映されますが、10年以内に保険料を追納しなければ将来の年金額の計算には反映されません。
追納保険料については、2年以内には加算額が付きませんが、3年以上前の追納については加算額が上乗せされます。加算率は前年発行の10年国債の表面利率で決まり、それが加算されていきます。
【例】 平成16年度の加算率は1.8%。よって1万3300円×1.018=1万3540円(表参照)
(1)は平成12年に創設されました。その当時の保険料は月1万3300円でしたが、追納する場合には加算額が上乗せされた1万5070円の保険料を納めなければなりません。3年分だと18万円にもなり、負担も大きく、一度に払うことも大変です。将来の年金額を増やすためにも、古い月から1か月分ずつでも納付していくとよいでしょう。
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| これまでのあらすじ |
| 前夫が事故で他界。子ども2人を1人で育てることに。ある日、同僚の谷川と再婚話が。前夫の遺族基礎・厚生年金を子どもたちが生かせるということで、子どもは義母に預け、自分だけ入籍。正社員で働きながら、社会保険労務士の資格を取得。総務経理担当の広子は、仕事へのまじめな取り組みと温厚な人柄が評価され、係長に昇格。 |
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提供:広島リビング新聞社
(「リビングひろしま」2007年7月28日号掲載)
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