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ななちゃんは、菜の花色の
中雛(ひな)です。
春が待ち遠しいよ~。
(廿日市市区/ひろのりまき)

 

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流行が早まりそう?インフルエンザ 病院で料金が違うのはなぜ? プリント メール
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インフルエンザの予防接種は、もう受けましたか?

◇今シーズは、流行の時期が早まりそう…  
◇病院によって、接種料金が違うわけとは…

インフルエンザの予防接種の時期を迎えました。早くも大竹市で、インフルエンザと思える症状で学級閉鎖が出ました。小さいお子さんや高齢者にとって、重症化を防ぐためにも予防接種は大切です。

注意! 今年は、流行の始まりが早まるかも
回答は、広島県立総合技術研究所保健環境センター
主任研究員 高尾信一さん
 インフルエンザの流行はいつごろからでしょうか

 インフルエンザの流行は、
冬休みが終わった1月中旬ごろから本格化し、2月上旬にかけて流行のピークを迎えます。その後は徐々に終息に向かいますが、年によっては最初に流行を起こしたインフルエンザウイルスとは違うタイプのウイルスが原因となり、3月ごろに再び流行が起こることもあります。

 今シーズンの流行の開始はいつごろでしょうか

 10月29日に大竹の小学校で、インフルエンザと思われる症状で学級閉鎖となりました。今シーズン、県内では初めてです。実は、大阪でも岡山でも発生していて、流行が早く始まる予感です。早めに予防接種しておいた方がいいかと思います。

 インフルエンザにはタイプがあるそうですが…

 インフルエンザで広く流行しているのは、A香港型、Aソ連型、B型ウイルスの3種類。ワクチンは、この3つのウイルスに対応するよう製造されています。A香港型とAソ連型ウイルスは、常にマイナーチェンジを繰り返しているため、ワクチンの中身が年ごとに変わっていて、WHO(世界保健機構)の予測をもとに製造されています。「昨年接種したけど今年も接種した方がいいの?」という声もありますが、免疫を高め、進化したウイルスに対応できるよう、毎年接種することが望まれます。
 今シーズンは、どのタイプがはやりそうですか

 今シーズンのワクチンで、昨年のものと内容が変更されているのは、Aソ連型ウイルスです。広島県内では、過去4年間Aソ連型の大きな流行がみられていないので、私たちのウイルスに対する免疫力が低下している可能性もあります。もし今年、Aソ連型が流行した場合には、例年よりも大きな流行になるかもしれません。保健環境センターでは、日ごろから県内のインフルエンザについて、どのようなタイプが流行しているのか、調査・研究を行っています。今後発生の可能性が心配されている新型インフルエンザに対しては24時間対応できるような検査体制を整えています。詳しくは下のHPを
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/hec/hidsc/kansen_wadai/zyouhou/inf_zyouhou.html

予防接種は受けておくべき。子どもは11月中に…
 回答は、広島県医師会感染症対策委員会委員長、
広島県小児科医会福会長 新田康郎さん

 予防接種は、いつごろ、何回行えばいいの?

 13歳未満は2回、13~64歳は1~2回、65歳以上は1回が基本です。個人差もありますが、抗体は予防接種をして2~3週間後にできるため、接種が1回のみの大人は12月までに接種してください。
一方13歳未満の子どもは、2回の接種が必要で、1回目と2回目の間に1~4週間を開けるため、大人よりも早い11月ごろから接種するように勧めています。ワクチンの効果が5カ月間ということから考えても、11月から12月までの間に接種することが理想です。

 予防接種の有効性は?

 インフルエンザのワクチンは、はしかワクチンのように発病を確実に阻止する効果は望めません。特に1歳~6歳の乳幼児では、その有効性は20~30%といわれています。しかし、急性脳症や重篤な合併症の発症リスクを考えれば、予防接種を受けておくべきだと思います。また昨シーズンは、インフルエンザに効果のあるタミフルの服用で異常行動を取る子どもたち(10歳以上)が社会問題となりました。薬との関係は未解決ですが、予防接種をすればこうした不安も軽減されるかと思います。

 病院によって料金が違うのはなぜ?

 ポリオ・ジフテリア・百日咳・破傷風・はしか(麻疹)・日本脳炎・BCGなどの予防接種は公費で料金は一律ですが、インフルエンザ・おたふくかぜ・水ぼうそうは、任意予防接種で保険診療ではないため、各医療機関で料金が異なります。
任意予防接種料金の決め方は、初診料+再診料+注射手技料+ワクチン代で算出されます。私の調べでは、県内では平均3000円前後のようです。
この件は医師会でも問題視はしていますが、医師会などで共通の料金を設定することは、独占禁止法で禁じられています。

 集団で接種をすれば安くなると聞きましたが…

 1本のワクチンは、たいてい1ccです。乳児には0.1cc、幼児には0.2cc、13歳以上は0.5ccと年齢で接種量が異なるため、一斉に接種するとワクチン代が節約でき、これが料金の違いに関係することもあります。もちろん料金が違ってもワクチンの効果は同じです。また65歳以上では、公費負担があるので、積極的に予防接種をしてください(自己負担が概ね1000円程度)。


【編集部より】

 「3人の子どもがインフルエンザの予防接種を受けたら、1万円以上になります。安く接種してもらえる病院を特集してもらえませんか」という、家計を預かるお母さんからのお便りで取材を始めた矢先、県内で今シーズン初めてというインフルエンザによる学級閉鎖が起こりました。
これからの季節、どれだけの人々がインフルエンザで苦しむのか…。予防接種をすれば重症化を防ぎ、治療費も軽減できるのですから、国は接種費をもっと安くして、接種しやすくすべきでしょう。
 また、接種費が各医療機関で異なるというのは、日本の医療制度にはなじまず、それが独占禁止法に抵触するというのも府に落ちません。
 皆さんは、この問題をどう考えますか。さらに取材を続けてまいりますので、ご意見を書き込んでください。(編集部長 植木栄壮)