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11月22日は〝いい夫婦の日〟
YOUより I メッセージで
11月22日(木)は〝いい夫婦の日〟。人生のパートナーである2人の関係を、改めて見つめ直してみたいですね。そこで、心理カウンセラーの塚田和子さんに、心地よい夫婦関係を築いていくためのポイントを、心理学的な側面から教えてもらいました。
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「分かってくれない」はなぜ生まれる?
私のカウンセリングルームには、主婦の方もよく相談に来られます。子育てや教育、親の介護、近所付き合い…。悩みは人それぞれ。
でもじっくり話を聞いていくと、「夫は私のことを何も分かっていない、何もしてくれない」「家で私だけが辛いことを抱えている」と語り始める人がほとんど。そういった場合、根本的な原因は夫との会話のしかたにあります。子育てなどの悩みは発端にすぎないんですね。
そういう夫婦だからといって、会話をしていないというわけではありません。話しても、お互いの〝本当の気持ち〟を伝え合ていない場合が多いんです。
こんな会話を例としてみましょう。
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夫は妻のためを思って解決策を提示してくれているのですが、実際に妻が一番求めているものはいたわりやねぎらい、優しい言葉です。
こうした場合、女性は、事実関係よりまず自分の気持ちを理解してほしがる傾向を、一方男性は、気持ちよりも先に問題解決策思考に走る傾向を示しています。
どちらも悪くないのですが、お互い求める部分がすれ違うので、妻は「自分を理解してもらえない」と、一方夫は「真面目に考えてやっているのに、文句ばかり言われる」と、不満がつのるようになります。
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気持ちを言葉にする方法
お互いの気持ちが分かり合うためには、伝え方が大切になります。
先ほどの例で妻が夫へ向けて発した言葉は、心理学的に「YOUメッセージ」といいます。「あなたにこうしてほしい」という自分の要望のみのメッセージになるため、言われたほうは命令や指示されたように感じがちで、反発心をあおることも。
そこで、私がお薦めしたいのが「YOUメッセージ」とは逆の「Iメッセージ」です。これは「私はこんな気持ちになっている」と自分の心情を訴える方法。要望の要素を含まないので、メッセージを投げかけられた後の判断は相手に委ねられます。相手には命令された不快感がなく、自主的に考える余地もできます。
前出の例でいえば、妻が「毎日忙しくてむなしい」「一人で子育てしているような気分で寂しい」と自分の気持ちをIメッセージで伝えれば、夫からはまずいたわりや「ごめんね」の一言が引き出されるでしょう。目の前の問題はすぐに解決できなくても、気持ちを共有できるので、「わかってもらえている」という〝安心感〟が生まれます。
この〝安心感〟が、心地よい関係を保っていくのに一番大切なことです。長く一緒に暮らしていると、「言わなくても分かってくれる」と思い込んでしまいがちですね。でも、本当に何も言わずに分かり合うなんて無理。きちんと気持ちを言葉にして、表現してください。それができていれば、1日の会話の時間が短くても理解し合うことができます。
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いい夫婦の日を「ありがとう」のきっかけに
記念日は、普段照れくさくて言えない気持ちを伝えるチャンス。それこそが、記念日の存在意義ではないでしょうか。せっかくだから、いい夫婦の日に「ありがとう」を表現してみてください。
ただ言うだけでなく、なぜ感謝しているのかを一度考えてみて。いつもおいしい食事を作ってくれる、子どもの世話をしてくれる、仕事を頑張ってくれる…。たくさんの感謝がある中、家族である夫婦の間には利害関係ではない無償の感謝が見つかるはずです。
そこで、伝えてほしいのが、「ここにいてくれてありがとう」。ただ一緒にいてくれる、生きていてくれる、パートナーの存在そのものへの感謝を言葉にしてください。きっと、お互いの心に温かいものが残り、すてきな日になりますよ。
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【編集部より】
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