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| 大原家旧別邸「有隣荘」 |
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秋の特別公開を彩るのは染色家・芹沢銈介の作品
暮らしが潤う「型絵染」の屏風や着物を展示
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欄間などのディティールにも凝った有隣荘
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大原美術館の向かい、倉敷川を挟んでたたずむのが昭和3年に完成した大原家の旧別邸「有隣荘」。同美術館の創設者・大原孫三郎が病弱な妻を気遣って建設した邸宅です。有隣荘は現在、同美術館の所有となり、多くの要望に応えて平成9年から年2回、特別公開されています。春は各分野で活躍する作家の作品を、秋は館蔵品を展示し、反響を得ているそう。
今秋の特別公開は、「芹沢銈介―有隣荘を彩る」と題して、10月13日(土)~21日(日)に開かれます。人間国宝の染色家・芹沢銈介の作品を和洋折衷の空間に展示。大原美術館の工芸・東洋館の芹沢銈介室と併せてコレクションを観覧できる数少ない機会です。
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大原美術館・広報
藤田文香さん
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沖縄の紅型や和染などさまざまな染色に影響を受け、デザイン、型彫り、染めまでを一貫して行なう独自の「型絵染」を確立した芹沢銈介。大原美術館・広報の藤田文香さんが「暮らしを彩るものから、人を彩るものまで、生活に潤いを与えてくれますよ」と言う通り、イソップ物語に登場する動物や虫を型染で模様化した屏風(びょうぶ)、辛子色の生地に深緑の格子柄の着物など、美しい色合いと洗練されたデザインに目を引かれます。中には沖縄全土を描いた掛物や、村の風景を染めた着物…と、ユニークなものも。柔軟な発想力と誠実な仕事ぶりがにじみ出ています。
「実際に住まわれていた有隣荘に、人の暮らしに寄り添う芹沢作品が展示されるのは、あるべき姿のような気がします。作品を見ていただくことで、邸宅が息づくとうれしいですね」。ハギの花が咲いているころかも―と言う名庭も一見の価値があります。
観覧料は1000円。開館は午前10時~午後4時30分(入館は4時まで)。詳しくはTEL:086(422)0005同美術館へ。
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提供:岡山リビング新聞社
(「リビングくらしき」2007年10月13日号掲載)
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