まなぼうネット

マイホームの頭金を貯めたい プリント メール
Q&A 松田里美の家計相談室

夫のボーナス支給なし。マイホームの頭金としてあと600万円貯めたい
Yさん〈夫36歳、妻(本人)38歳、子ども8歳〉

 夫のボーナスは最近支給されておらず、今後も見込めません。夫がいつか大阪に転勤になるのですが、いつなのかは不明。転勤と同時にマイホームを考えていて、頭金としてあと600万円を貯めたいと思っています。どのように貯めていったらよいでしょうか。(Y)


食費と住居費の2大費用の少なさが貯蓄に貢献。
財形貯蓄制度の活用がお薦め

 ボーナスが出ない中、子ども貯蓄5000円も含めると手取り収入に占める貯蓄率が48%。まれに見る貯蓄体質家計です。特に、食費が1万円、住居費が1万5000円と、この2大費用が平均的な家計に比べてとても少なく、貯蓄に大きく貢献しています。その他、携帯電話料も3000円台と平均に比べて1万円も少なく、全体的に見ても、堅実家計なのが分かります。ボーナスが今後も見込めないという現状でも、マイホーム取得を目標にしてこられた成果でしょう。

 そのマイホームのための頭金をどのように貯めていくかですが、ご主人の会社に財形貯蓄制度があるなら、それを活用すれば、給与天引きで自動的に貯めることができます。毎月の余剰金12万円のうち、財形貯蓄に多めに預け入れてはいかがでしょう。

 また、財形のメリットの一つに、財形住宅融資制度があります。1年以上継続して財形貯蓄を行い、50万円以上の残高のある人など、一定の要件に合致することが必要ですが、財形貯蓄残高の10倍までで最高4000万円までの融資が可能。5年間金利固定制で、今月の金利は1.36%となっています。財形貯蓄をしておけば、いざ住宅ローンを組むというとき、財形住宅融資という選択肢が増えて検討材料の一つになります。

 転勤になれば、ご両親からの食材などの援助は望めなくなり、毎月の貯蓄額は減ってきます。しかし、これだけの頭金が準備できれば、マイホームの価格にもよりますが、安心して住宅ローンを支払っていけるでしょう。


松田里美
ファイナンシャルプランナー(CFP)。
Matsuda Planning Office代表
内 訳
収入
220,000
妻(内職) 30,000
子ども手当 13,000
合計 263,000
支出
食料(両方の親から現物支給あり) 10,000
住居(5万円を会社が負担) 15,000
光熱・水道 14,500
携帯 3,401
新聞 3,007
医療費 2,000
交通費 5,000
夫小遣い(昼代含む) 30,000
夫保険 11,875
妻保険 7,454
子ども費用 19,240
子ども貯蓄 5,000
その他 16,000
合計 142,477
収入-支出
合計 120,523
年払い
自動車税 48,000
自動車保険 57,580
合計 105,580
特記事項
貯蓄 14,000,000


お宅の家計も診断してもらいませんか。

収支の内訳、家族構成、相談内容、住所、氏名、年齢、電話番号を明記して、
〒700-8613(住所不要)岡山リビング新聞社「家計相談室」係へ。
掲載時には匿名にします。採用分には商品券3000円分を進呈。


提供:岡山リビング新聞社
(「リビングおかやま」2010年9月18日号掲載)