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vol.10 塩麹(こうじ) プリント メール
  自家製シリーズ10
万能調味料 塩麹(こうじ)
 ダイコンやハクサイなど、旬の野菜を使った漬物作りをはじめ、おひたし、焼き魚、ドレッシングとしても使える万能調味料「塩麹」の作り方を紹介します。

 「どんな食材もおいしくなる。不思議な万能調味料なんです」と、高田克子さんが教えてくれたのは塩麹。

 高田さんは、「地区の仲間が集まり、人生を楽しむお手伝いの場所を作りたい」との思いで、平成15年から、岡山市中区江並で、酵素玄米ご飯が食べられる店「ふれんど。はうす」を営んでいます。

 もともと料理が大好きだったという高田さん。「発酵食品に興味があり、インターネットで塩麹の存在を知りました。さまざまな料理に使えて、体にも良くて…。塩麹を作り始めて3年、今ではお店の料理はもちろん、毎日の食事に欠かせないものとなっています」

 麹は、でんぷんを糖化して甘くし、たんぱく質を分解してうま味に変える作用があります。でんぷん質やたんぱく質の多い食材に、その作用が働き素材をおいしくするのです。

 塩麹は、一度作って冷蔵庫に入れておけば、何カ月も保存が可能です。お宅の定番調味料として、常備しておきませんか。
「作り方も、使い方もとても簡単な塩麹。これがあるだけでお料理のバリエーションがグンと広がりますよ」と高田さん。
高田さんのブログhttp://www.okayama-friend.com/

塩麹の作り方
◆ 材料
麹(生)…650g
200g(麹の約30%)
約650cc(麹がひたひたになる程度)
塩麹は生麹でも乾燥麹でも作れます。乾燥麹の場合は、水をよく吸収するので、水の分量を注意しながら増やすとよいでしょう。
乾燥麹はスーパーなどで、生麹はみそ屋さんなどで販売されています

1.麹を平らでフタのある大きめの容器に入れてほぐし、分量の塩と混ぜ合わせる 2.麹がひたひたになるよう水を入れる
3.容器にフタをして部屋(常温)に置く。作ってから3日程度は、毎日1回フタを開けてかき混ぜ、麹がかくれる程度水があるか確認する。以後は水を足さない

←少し黄色っぽくなった約3カ月後の塩麹

※冬場は約1カ月、夏は10日〜2週間で完成
4.完成した塩麹をミキサーなどでペースト状にして、さまざまな料理に使用する
完成後はペットボトルなどに入れて、冷蔵庫で保存を。ボトルキャップはせず、注ぎ口を布などで覆い、輪ゴムで止めておくとよい

塩麹を使った簡単レシピ
◆焼き野菜
カボチャ、ニンジン、ダイコンなどの野菜の表面に、うっすら覆う程度、塩麹を塗り、1時間ほど置いた後、食材の表面をオリーブオイルでコーティングして、200度のオーブンで15〜20分焼く。フライパンで焼いてもOK。同じ要領で、肉や魚に塗ってもおいしくいただける
◆ドレッシング
材料
塩麹…大さじ2
米酢…大さじ2
みりん…大さじ1
すりゴマ…大さじ2
ゴマ油…大さじ1
作り方
すべての材料を混ぜる
◆べったら漬け
材料
ダイコン…300g
塩麹…大さじ2
甘酒(または砂糖)…大さじ2
作り方
ダイコンを食べやすいサイズにカットし、すべての材料をジッパー付きの袋に入れて、一晩おく
◆簡単和え物
作り方
ゆでたコマツナやキノコを、少量の塩麹で和える
※ジッパー付きの袋に入れて冷蔵庫で保存すれば3日間ほどは日持ちするので常備菜におすすめ

いつもの料理にプラスでうま味アップ
 
おみそ汁に少量加える
ご飯を炊くとき、米3合に対し、小さじ1杯の塩麹を加える
スパゲティなど、めん類をゆでるとき、水2リットルに対し大さじ1杯の塩麹を加える
塩麹の浅漬け
  ハクサイ、ダイコンなど、食べやすいサイズに切った好みの野菜と野菜の分量の10%の量の塩麹をジッパー付きの袋に入れて、軽くもみ、一晩おく
※このほかにも使い方次第でさまざまな料理に活用できます
 


提供:岡山リビング新聞社
(「リビングおかやま」2011年2月12日号掲載)