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港町として有名な備前市日生町。魚市場は、新鮮な海の幸を求める多くの人でにぎわいます。今回は、その中でも特に人気の「カキ」を紹介。日生町で約30年間カキの養殖に携わる、松原義行さんにお話を伺いました。
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松原義行さん
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日生駅から徒歩約15分、魚市場「五味の市」の隣にカキのむき身処理場はあります。
松原さんは、毎日夜中の2時ごろから水揚げを始め、その後処理場に運んだ山盛りのカキを、夕方4時ごろまでひたすらむき続けます。その作業の早いこと早いこと―。
ここで殻を処理したカキは、地元岡山はもちろん、愛知、長野などにも出荷。岡山県は、実は養殖ガキの水揚げ量が全国第3位なのだそうです。
カキの養殖は、ホタテの貝殻に広島産や宮城産のタネを付けることから始まります。そして、満潮時は海に沈み、干潮時は海面より上に出るような場所に吊るし、大きくなりすぎるのを防ぎながら育てるのだとか。
カキの天敵は、殻に付着し、餌となる植物プランクトンを食べてしまう「ムラサキガイ」。そのムラサキガイを避けるため、カキの成長に伴い、養殖イカダを徐々に沖の方へ移動させます。松原さんが丹精込めて育てたカキが、水揚げ時期を迎えるのは、寒くなり始める10月の中旬。
「カキには産地によっては2年もの、3年ものなどもありますが、日生のカキは1年もの。海水の栄養バランスが良く、水温も適しているので、大きくなるのが早いんです。長く育てると、その途中でカキが海底に落ちて、海が汚れることもあるんですよ」とのこと。恩恵を受けている瀬戸内の海を大切にしながら、カキを育てておられました。
今回教わったレシピは、カキ入りお好み焼き「カキオコ」風の「カキ玉焼き」。なんでも、カキは味の面でも栄養面でも、卵、ネギと相性が良いのだとか。ぜひお試しください。
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◆カキ玉焼きの作り方◆
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| 材料(4人分) |
作り方 |
カキ(むき身)・・・300g
ネギ(1cmくらいに切ったもの)・・・一握り
<a>
卵・・・3個
小麦粉・・・大さじ2
水・・・大さじ2
塩、コショウ、しょうゆ・・・少々
油・・・適量 |
【1】 カキはよく洗って水気を切る。
【2】 油をひいたフライパンでカキをいため、ネギを入れてさらにいためて、塩、コショウを振る。
【3】 【2】に火が通ったら、<a>に塩としょうゆを少々入れ軽く混ぜ合わせたもので、とじるようにして両面焼く。好みでしょうゆやポン酢をかけて召し上がれ |
提供:岡山リビング新聞社
(「リビングおかやま」2006年11月25日号掲載)
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