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病気で倒れた夫 今後が不安 プリント メール
Q&A 松田里美の家計相談室

数年前、病気で倒れた夫。今後、再発の可能性があり、不安です
Mさん〈夫35歳、妻(本人)32歳、子ども9歳、7歳〉

 夫が数年前に病気になり、しっかりした保険に入っていなくて困りました。病後に入れる保険がなく、今後再発したときのことが不安です。妻の保険も見直しが必要でしょうか。共働きになってお金があるような気分になり、つい使ってしまいます。子どもが小さいときが貯め時と言われますが預金できません。(M)


病気再発のリスクに備え、できるだけ早く生活費の半年分(150万円)を貯蓄しましょう

 まずは、できるだけ早く生活費の半年分を目標額に貯蓄をしましょう。現状ではご主人の病気が再発したときのリスクが高すぎます。新たに保険に加入できない状況であれば、貯金がどれだけあるかが、今後の生活の安心を左右します。再発による収入減と医療費負担に備えて、ご主人の手取り収入25万円の半年分、150万円は最低貯蓄しておきたいところです。

 約2万円の赤字は、ご自覚されているように雑費や食費を削減することで補えます。そうすると実質定期積立の月額4万7000円が確実に貯金できます。年間で約60万円、3年で約180万円の貯金ができ、車の買い替えや中学入学準備に充てることができるでしょう。ですが、これでは「貯まっては使い」のパターンで、もしものときの150万円は到底準備できません。

 そもそも「貯まっている家庭」では、妻が働いていたとしても夫だけの収入で暮らし、妻の収入分を貯金している場合が多いのです。妻の収入から定期積立額を差し引いた、残り約3万円も貯金すると、4年後には目標の約150万円の貯金ができます。

 現在は余裕がありそうに見えても、ご主人の病気再発の備え、増えてくる教育費という将来を見ると、現状のままでは安心できないという認識を持ってください。そしてこれを機会に、お金の使い方や優先順位をご夫婦で話し合ってみられては。食費・雑費以外で、ご自身でコントロールできて効果の大きいのは、ご主人の小遣いや昼食代です。奥さまの保険は、当分は現状維持で家計負担を少なく抑えましょう。




松田里美
ファイナンシャルプランナー(CFP)。
Matsuda Planning Office代表
内 訳
収入
250,000
76,000
合計 326,000
支出
食料
55,000
住居
※ローン69000円残り固定資産税
80,000
光熱・水道 16,000
携帯(夫婦) 11,000
固定電話・ネット 7,000
学費・学童保育 28,000
ガソリン 13,000
習い事(2人分) 14,500
小遣い(夫) 30,000
昼食代(夫) 12,000
小遣い(妻) 5,000
保険 9,000
雑費
20,000
定期積立
47,000
合計 347,500
収入-支出 ー21,5000
特記事項
ボーナス 360,000
預金 600,000
年払い
学資保険 210,000
火災保険
27,000
合計 237,000


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提供:岡山リビング新聞社
(「リビングおかやま」2011年9月24日号掲載)