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食生活の欧米化などから、昔に比べ魚を食べる機会が減っています。岡山県は瀬戸内海の恩恵を受け、おいしい魚介類が豊富。魚をもう一度見直してみませんか。今回は、県の代表的な魚・ママカリにスポットを当てます。浅口市寄島町で漁をする三宅是ひこさんと静江さん夫婦にお話を伺いました。
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三宅さん夫婦
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「隣からまま(ご飯)を借りるほどおいしい」といわれる通称ママカリは、サッパというニシン科の魚。夏に産卵し、秋ごろには身が太り、脂も乗って、まさに旬を迎えます。
三宅さんが漁に出るのは夜中過ぎ。ママカリを取るのは、定置網漁と呼ばれる方法です。物にぶつかると沖に出ようとする魚の習性を利用し、通せんぼ用の網に当たった魚を、仕掛けておいた捕獲用の網に誘い込むというもの。
取れたママカリは、氷水で冷やし鮮度を保ったまま、ウロコ、頭や内臓などを取り除いた状態で競りにかけられます。新鮮で調理も楽とあって、重宝されるのだとか。
とはいっても、ウロコや頭などを取るのはなかなか重労働。1日に約100kgもの量をさばいたこともあるそうです。「ウロコが皮膚に付くとなかなか取れないんです。娘の参観日に、顔にウロコを付けたままで行ってしまったこともあるんですよ」なんて話も。
夫婦二人三脚で頑張っておられる三宅さん。二人の努力が、他県にも誇れる郷土の味を支えているようです。
ママカリの食べ方としては、酢漬けなどが有名ですが、今回はカラリとおいしい揚げ物を紹介します。1品は、腹を開き、塩を振りかけて大葉と一緒に巻き、ようじで刺し衣を付けて揚げた天ぷら。もう1品は、揚げたママカリに特製のタレをからめていただきます。三宅さんのお孫さんも大好物なのだとか。魚が苦手な人でもパクパクいただけるのでは。ぜひお試しください。
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◆ママカリの甘酢がけの作り方◆
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| 材料(4人分) |
作り方 |
ママカリ・・・12尾
かたくり粉・・・適量
<a>
オイスターソース・・・小さじ4
米酢・・・小さじ4
しょうゆ・・・小さじ1
砂糖・・・小さじ1 |
【1】 ママカリのウロコ、頭、内臓を取り、腹から開いて中骨や腹骨を取り除く。
【2】 ママカリにかたくり粉をまぶし、油でカラリと揚げる。
【3】 熱いうちに<a>のタレをからめて出来上がり
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左が甘酢がけで右が天ぷら
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提供:岡山リビング新聞社
(「リビングおかやま」2006年9月23日号掲載)
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