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vol.5 鏡野町の岡山桃太郎地どり プリント メール



http://wagaya-gohan.jp/

 山々に囲まれ、緑豊かな田園風景が広がる鏡野町。今回は鏡野町で育った「岡山桃太郎地どり」を紹介します。夏は冷たいものばかりで栄養が偏ってしまいがち。弱った胃袋もさっぱりとした鶏肉なら受け付けるのでは。開発元の(有)岡山県ブロイラーで飼育に携わる寄本富夫さんらにお話を伺いました。


とさかの大きなものが雄で、小さなものが雌。鶏舎で平飼いされています


寄本富夫さん
(有)岡山県ブロイラー

 「岡山桃太郎地どり」。皆さんも今までに一度は耳にしたり、口にしたことがあるのでは。すでに多くの岡山の養鶏農家で飼育されているのかと思いきや、育てているのは1社が経営する直営農場と数件の契約農家だけ、というから驚きです。

 地鶏として認定されるためには、(1)定義されている在来種の血統を50%以上受け継ぐ(2)飼育期間が80日以上(3)28日齢以降、自由に運動できるような状態の「平飼い」で飼育(4)28日齢以降、1平方メートル当たり10羽以下で飼育―の4点の基準を満たさなければなりません。

 これらの特定JAS基準をクリアした岡山桃太郎地どりは、在来種に指定されているロードアイランドレッドの血統を受け継ぐもの。よく運動し適度に脂肪が落ちて、身にプリプリとした弾力があります。

 飼料は主にトウモロコシや大豆かすなど植物性のものを使い、臭みが抑えられコクのある味わい。また、タンパク質や脂質などの割合を少なくしているので鶏はゆっくりと育ちます。通常のブロイラーの約1.5倍の時間をかけて育てることで、筋繊維が細かくうま味成分であるアミノ酸が蓄積されるのだとか。

 「鶏には汗腺がなく、体温調節ができません。気候条件と鶏のコンディションをいかに合わせるかが重要なんです」と寄本さん。暑い日は霧状の水をかけ、鶏の体感温度を下げるそう。取材の日も気温が高く、額の汗をぬぐいながらにこやかに話してくれました。「おいしいお肉を食べたい」という消費者のニーズに応えるため、創意工夫の努力が続けられています。

 「ゆくゆくは、岡山桃太郎地どりが岡山県内どこでも手に入るようにしたい」という生産者の思いが実現する日は近いのではないでしょうか。
 
    

◆チキンの香草焼きの作り方◆

材料(4人分) 作り方
鶏もも肉・・・400g
<a>
  オリーブオイル・・・大さじ1と1/2
  ニンニク・・・1/2カケ(すりおろし)
  塩・・・小さじ1/2強
  黒コショウ・・・少々
  ローズマリー・・・1本
  しょうゆ・・・小さじ1
レモン・・・1/2個
【1】 鶏もも肉は一口大に切り<a>の液に30~60分程度漬け、よく混ぜてまんべんなく味をなじませる。

【2】 フライパンで15~20分焼く。皮の方から焼き、裏返して火を通す。

【3】 器に盛り付け、レモン汁をかけて召し上がれ


 

提供:岡山リビング新聞社
(「リビングおかやま」2006年8
月26日号掲載)