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ぶら~り岡山  No.86 プリント メール


ローカルヒーローと共に
玉島の魅力掘り出し発信

 
 倉敷市玉島地区で絶大な人気を誇るローカルヒーロー「タマシマン」をご存じでしょうか。12月24日、玉島文化センターで、映画「JC戦士タマシマン・ザ・ムービー」が上映されます。今年8月まで玉島テレビ放送で放映された番組の集大成として製作されたこの映画。郷土愛がテーマのご当地物語です。製作にかかわった玉島青年会議所(JC)の皆さんとロケ地を巡りました。(リポーター・鈴木富美子)
 

◎タマシマン・ザ・ムービーの上映日時・場所
12月24日(振休)午前10時30分~11時30分、
午後1時~2時、3時30分~4時30分の3回、
玉島文化センター。入場料は大人・子供ともに300円で全席自由。チケットの購入は早めに玉島青年会議所事務局へ。

  
 
玉島JC理事長、森本工務店代表取締役の森本一さん
郷土愛と家族愛がテーマ


森本一さん

 タマシマンは、2001年に当JCの活動を地域にPRしようと私たちが生み出したキャラクターです。05年からは玉島テレビ放送の実写版の番組になり、これまでに21話を放送しました。
 番組の内容はすごくシンプルで、タマシマンが、ゴミのポイ捨てなどをする悪役ジャマシマン一味を懲らしめるもの。単純な話を通して「ゴミを拾おう」とか「友達を大切にしよう」といったメッセージを発信し、そのあまりの親しみやすさ、分かりやすさに人気を集めるようになりました。
 今回の映画も、テレビ番組以上に郷土の魅力をたっぷり表現していて、家族連れで楽しんでいただける温かい内容です。私も“本人役”で出演し、当社の旧社屋がジャマシマンの基地として登場します。
 普段は木造住宅の新築や増改築を手掛けていますが、JCの活動を通して地域への貢献を考えるようになり、毎夏、木工教室を開いています。映画作りもそうですが、これからも玉島を盛り上げるような活動を続けていきたいですね。



ジャマシマンの基地になった森本工務店旧
社屋の一室。撮影のため、わざと荒らし放
題に



森本工務店新社屋は大正時代の洋風建
築のイメージ。“地域のお抱え大工さん”と
して木造住宅を手掛ける


 
玉島JC会員、なんば桃園代表の難波朋裕さん
子供たちに大人気のキャラ


難波朋裕さん

 タマシマンを演じるようになって3年になります。最初は恥ずかしかったけれど、子供たちの応援がすごいんです。桃園を営んでいますので、収穫の時期はJCの活動もままならないんですが、子供たちの声とJCのメンバーの協力のおかげでタマシマンをやって良かったなあと思います。
 映画は、5つそろえば願いがかなうという「玉島の玉」をモチーフにタマシマンとジャマシマン一味が争奪戦を繰り広げるストーリー。その中で円通寺など玉島を代表する名所や風景も出てきます。隣のおじさんや近所のお店が出てくるのが、ローカルものの面白さですが、映画では、地元の人も知らないような、ひと味違った映像にも期待していただきたいですね。



玉島を代表する名所・円通寺ももちろん
登場


左からスマシマン、ジャマシマン、
右手前がタマシマン、右奥が
ヒマシマン
 

 
 
玉島JC会員、セントイン倉敷主任の高橋聡さん
観光地として情報発信を


高橋聡さん

 当ホテルの2階会議室がタマシマンの基地として映画に登場します。私もエキストラで出演しました。
 JCには今年入会してタマシマンのことも最近知ったのですが、ロケ地になったことで、以前にも増して、もっと地域の人たちに利用していただける地域密着型のホテルにしたい、また玉島への観光客をもっと増やしたいと考えるようになり、備中玉島観光ガイド協会をNPO法人化する活動にも携わりました。
 映画上映で玉島を訪れる方が増え、観光地としての魅力を発信できればと思っています。



地域密着型のシティホテルを目指すセントイン倉敷


 
 
玉島JC会員、中国料理廣珍店長の堀広司さん
実写版のメニュー味わって


堀広司さん

 玉島清心町商店街で中国料理店を開いています。映画には料理人役をはじめ、いろんな役で出演していますし、店の前の通りでロケもありました。
 テレビ放映のとき、当店でカレー丼を食べるシーンがあった日には、本当に店でカレー丼がよく出たんですよ。通常は五目ラーメンや杏仁豆腐が人気なんですが、JCメンバーには試作品もよく出しますね。
 メニューは豊富ですし、これからは忘年会や新年会のシーズンですから、映画をご覧になったら、ぜひ店にも足を延ばしてみてください。



廣珍前の通りで、ジャマシマンが紹興酒のかめを割るシーンを撮影

 
 
玉島JC元会員、しんくら歯科医院院長の藤井秀紀さん
地域のイメージ浮かぶ音楽


藤井秀紀さん

 映画の音楽を担当して、主題歌をはじめ、タマシマン、ジャマシマン、ヒマシマンなどキャラクターごとに分かりやすいメロディーを考えました。自然豊かな玉島のイメージが浮かぶような、波の音やセミの声なども取り入れました。
 当医院には子供たちがたくさん治療に来るので、タマシマンの人気のすごさは肌で実感しています。映画もどんな反響があるか、今から本当に楽しみです。

 

 
 
玉島JC元会員、オバタボート専務取締役の小幡英樹さん
港町に集う地域の一助に


小幡英樹さん

 玉島港に面して建つ当社は、海上からの迫力あふれる風景を撮影するために船を提供しました。
 最初は子供たちからタマシマンが学校で人気だと聞き、地域のイベントでも人だかりができている。ただただ反響にびっくりでした。
 この春に新規店舗をオープンし、ボートの販売や修理、保管を手掛けています。玉島といえば港町。水辺に人が集い発展していった町ですが、JCの活動も人と人とのつながりであり、助け合いです。映画製作に家業を通して協力することで、そんな地域の絆の一助になればと思います。



今春新規オープンした
オバタボートのショップ



海上からのシーンを撮影するために提供
された船

 
 
データメモ

◆玉島青年会議所事務局=TEL:086(522)6733

◆森本工務店=TEL:086(528)2121

◆セントイン倉敷=TEL:086(526)8911


NPO法人 備中玉島観光ガイド協会
                =TEL:086(525)5267

◆オバタボート=TEL:086(526)7557

◆中国料理 廣珍=TEL:086(522)5188
  
午前11時~午後9時営業、水曜定休。


◆しんくら歯科医院=TEL:086(523)0418

◆玉島文化センター=TEL:086(525)2611

 
 


提供:岡山リビング新聞社
(「リビングおかやま」2007年12月1日号掲載)