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毎月、岡山の旬を追い掛けてきたこのコラムも今回で最終回。最後を飾る食材は、総社市の山手地区で作られる「セロリ」です。JA岡山西蔬菜(そさい)メロン部の部長・友野清志さんにお話を伺いました。
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| 立派に育ったセロリを持ってほほ笑む友野さん |
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ここ総社市山手地区では、約50年前からセロリを栽培しています。ショウガやニンジン、エンドウなどさまざまな野菜を試したものの、なかなかうまくはいきませんでした。そこで、当時まだ珍しかった西洋野菜「セロリ」の将来性に希望を託した、というわけです。
「作り始めたころは、根から掘り起こして、泥が付いたまま木の箱に入れて売っていたようですよ」と友野さん。食生活の欧米化などから次第に認知され、最盛期には山手地区のセロリの農家数は約60軒、1日に約2000ケースも出荷。西日本最大の産地として、全国に一躍名をとどろかせました。
しかし現在、山手地区のセロリ農家はたったの10軒あまりにまで減少。しかもそのほとんどが、70歳代以上だそうです。「後継者不足は深刻な問題です。セロリの栽培はなかなかの重労働。若い人の力が必要なんです」と切望します。
「セロリは小さいうちによく世話をしないと、うまく成長しません。子育てに似ていますね。暑くても寒くてもダメ。扇風機や暖房を使ったり、上に黒い遮光幕を張ったりして温度を調節します。乾燥すると病気にかかりやすくなるので、水分量も重要なんですよ」とも。
太い茎や大きく広げた葉は、まさに作り手の努力の結晶。取れたては、みずみずしくて、甘みがあります。日にちが経ったものとは、味がまったく違うのだとか。
地元で収穫した作物なら、新鮮なうちに食べることができます。輸送や管理のコストも削減。「地産地消」は理にかなったスタイルです。消費者の選択が、農家、ひいては農業の未来を左右すると言っても過言ではありません。もっと、岡山の食材を食卓に並べませんか。
| ◆セロリのみそ炒め◆ |
| 材料(4人分) |
作り方 |
セロリ…300g
ニンジン…50g
豚肉(薄切り)…100g
ごま油…大さじ2
【a】
みそ…40g
砂糖…大さじ1
水…適量 |
【1】 セロリ、ニンジンを千切り、豚肉は一口大に切る。
【2】 フライパンにごま油を熱し、豚肉、セロリの茎、ニンジンを入れて炒める。
【3】 火が通ったら【a】を加え、セロリの葉を入れて味を調える |
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提供:岡山リビング新聞社
(「リビングおかやま・くらしき」2008年3月29日号掲載)
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