Home

防災アンケート結果2009/8/1~ 2009/8/12

災害対策は必要と分かっていても…。

 今年、大雨、台風、地震と立て続けに災害に見舞われた日本列島。「近い将来、今住んでいるところで大きな災害が起きると思いますか」と尋ねたところ、「高い確率で起こる」9%、「多分、起こる」39%という結果となりました(グラフ)。具体的に尋ねると「地震」と回答した人が最も多く、続いて「台風・暴風」「豪雨」となっています。では、最近起きた地震発生を受けてどのような対策をとったか尋ねてみると「地震対策について意識したが、何もしていない」人が最も多い結果に(表)。いつ起きるか分からない災害に対して、備えや対策が必要だと感じていても、具体的対策となると難しいのが現実のようです。

 

 

近い将来、現在住んでいる地域に大規模な災害が起こると思いますか

「高い確率で起こる」は9%、「多分、起こる」は39%と「起こるだろう」と考えている人は48%という結果となりました。一方、「起こらないだろう」と考えている人は36%。「分からない」と回答した人は16%もいました。

 

2 
あなたの周りで、どんな自然災害が起こると思いますか(複数回答)
 
 
最も多くの人が選んだのは「地震」の167人。全体の77%が選ぶ結果となりました。最近、連続して地震が起きたことも影響しているのかもしれません。続いて「台風・暴風」「豪雨」の順番となっています。地域性や梅雨時期、各地で雨に災害が多かったためでしょうか、「土砂災害」や「竜巻」を選ぶ人がいる一方で「火山噴火」「雪崩」という項目がありましたが、選んだ人は0でした。
※回答者0の項目はグラフには含まれていません。

 

3 
現在お住まいの地域での地震災害について、どの程度不安を感じていますか
  

「まったく不安を感じない」人は3%にとどまる結果となり、程度の差はあるものの、ほとんどの人が不安を感じている結果となりました。といっても、「とても不安」と回答した人は6%ほどで、程度としては多少不安に感じる人が多いようです。この「とても不安」と回答した人は、性別や年代での差は見られませんでした。

 

4 

最近、連続する地震被害の発生を受けて、どのような地震防災の対策をとりましたか(複数回答)
  
「地震対策について意識はしたが、何もしていない」を選んだ人が最も多く、全体の約7割という結果となりました。具体的な対策の中で最も多かったのは「避難経路や避難場所の再確認」、続いて「住宅の安全対策のチェック」となっています。

5
何もしていないことについて、あなたの考えに近いものはどれですか(「意識はしたが、何もしていない」「意識もしなかったし、何もしていない」回答者のみ、複数回答)
  

最も多かったのは「どのような対策をすればいいのか分からなかったから」で69人。続いて「面倒だから」「購入するお金がないから」となっています。不安を感じているものの、具体的にどうすればいいのか分からない人が多いようです。

6
災害に備えて、防災や耐震機能を強化したリフォームや住み替えを考えたことがありますか
  

「よく考えている」4%、「たまに考えている」19%と「考えている」人は23%という結果となりました。最も回答が多かったのは「あまり考えていない」で38%、続いて「まったく考えていない」27%となっています。
 

7
こんな防災用品があったらいいのになど、防災について思うことをお書きください。


<あったらよいと思う防災グッズ>
● 大きな揺れを感じたら、自動でスイッチが切れる家電。(女性・28歳)

● 建物の2階以上に住んでいる人が逃げ遅れたとき、レスキュー隊を待つだけの時間も無い状態で、上から飛び降りても安全な簡易クッションや簡易ロープ、はしごなどがあったら嬉しい。また地震などで下敷きになって生き埋め状態になったとき、外部に知らせる、助けを呼べるものがあったらいい。また、外部からもセンサーで人間を察知出来る機能があればいいと思う。(女性・30歳)

● 赤ちゃん用の非常食や防災グッズ。(女性・32歳)

● 財布の中に入れることができるくらいの大きさの、携帯充電器があれば助かると思います。(女性・35歳)

● エアー式の簡易住宅。簡易浄水機。(女性・36歳)

● コンパクトな防災用品。防災用のリュックに必要な物を入れてみると、案外かさばるので。(女性・40歳)

● 体育館などに避難の場合、簡単にロープや布を使って目隠しスペースができる道具など。(女性・40歳)

● 賞味期限の長い非常食。(女性・42歳)

● ガラスが割れないようにする物で何回も使用できるものがあればいいと思います。(女性・45歳)

● 空気を入れればふくらむような座布団やマットのようなものがあれば、避難所の硬い床の上でも、少しは楽になるような気がします。(女性・45歳)

● 小型浄水器(飲み水確保用)。(男性・56歳)

● 自家発電できる機械。たとえば,自転車のように自分でこいだり,手で回したりして,自家発電しテレビをみることができる。停電したときも便利。(女性・57歳)

● 防災服(ヘルメット付きで火・水・刃物とかに強くてできるだけ軽い、保温機能)(男性・57歳)

● 自治会の会長宅から、テレビを利用して自治会員向けの緊急情報を発信できるようなシステムが開発されるといいなと思う。(男性・68歳)


<防災について思うこと>
● 今のマンションでは防火設備の点検が全くない。以前住んでいたマンションは業者さんが点検に来られ、全部屋の機械の点検をされました。今のマンションは大丈夫なのかな…?消火器もあったっけ?(女性・30歳)

● 阪神大震災を経験された方が、移動するのに靴をはかないとガラスなどがたくさんあって大変だったといって、箪笥の上にスニーカーをおかれている人がいました。うちもすぐ出せるところに靴をおいています。(女性・33歳)

● 災害時こそ携帯電話が必要なので、回線がパンクしないような対策があればいいと思う。(女性・35歳)

● 阪神大震災の時にもう少しでテレビが頭の上に落ちそうだったが、なんとかそれて落ちて怪我はなかった。正直、あのクラスの地震がきたら天に運を任せるしかないと思う。(女性・36歳)

● 新築マンションを購入し、友人達から新築祝いとして防災グッズをリクエストしてプレゼントしてもらいました。高層マンションですので、倒壊というよりも停電がとにかく不安です。防災グッズにはいろいろサバイバル用品的なものも入っていましたが、雨水をろ過して飲み水にできる…というものもコンパクトに携帯できるようになればいいのにと思います。それでなくても、今のセットでも充分重量はありますが。(女性・37歳)

● まず、水と食料、それから防寒と雨露をしのげることがいちばんと考えます。それから必要なもの、聞くところによれば、皿にラップをかけて使えば皿洗い(水洗)不要など、水(飲料、洗面、風呂)と火(調理)に関係する便利品があれば用意しておきたいです。(女性・44歳)

● 私は,阪神淡路大震災を尼崎で被災しました。比較的被害は軽かったですが、突然起こる災害にただ身を震わせるだけでした。それからは、とにかく家の中では、怪我をしないように、物を高く積まないとか、常にこどもの今の所在地の確認等気をつけるようになりました。食料の確保等基本的なことも大切ですが、すぐに家族が集まれる情報網が一番大切だと実感しました。(女性・46歳)

● 家を建てるとき,通常の耐震強度よりも強くした。家を建てるときは,外見等よりも,将来の災害対策を見据えての設計が大事だと思う。(男性・56歳)

● 地震より集中豪雨災害のほうが起きる確率が高いと思っている。そのため非常食は蓄えてある。(男性・69歳)

 

<調査概要>
広島リビング新聞社グループサイトLICO調査
男女219人の回答
・内訳
男性49人(22%)
女性170人(78%)

 
< 前へ   次へ >